先日バドミントンの大会の観戦に行ってきました。　
白熱の試合が多く、得点が入るたびにあちこちで歓声が響きました。

『すごい黄色の声だね。もうあんなに高い声は出ないよね』と知人と話しをしました。
そこでなぜ「キャーキャー」と言う高い声を『黄色の声』というのか不思議に思いました。

調べてみると2つぐらいの説がありました。

①お経から
平安中期まではお経には「メロディ」がありお経の文字の横に音の高低を表す印をつけていたそうです。
その印には音程毎に色が決まっていて最も高い声が黄色だったらしく
今もその名残から『高い声≒黄色の声』と呼ぶようになった

②中国から
日本は昔から中国の文化に強く影響を受けています。中国では「黄」と言うのは「ただ事ではない」
と言う意味がありそこから「平常心ではない声≒黄色の声」となったらしい

とありました。他にも「江戸時代、声に色を使って表現する事が流行ったから」という記事もありました。
（ただそこには黄色い声≒高い声という表現はありませんでした）

『声色』と言う言葉があるくらいなのでもっと詳しく調べたら他の説や他の色の声もあるかもしれません。
普段から「この声は何色かな？」
と想像するも面白いかなと思いました。